テニスコートの外灯工事
屋外の照明は、雨や雪、温度差などの影響を受けるため、屋内よりも劣化が早く進みます。
また、周辺環境によってその劣化速度は大きく異なり、元々畑や田んぼ、池や沼地だった場所は地中に水分が多く含まれており、
特に注意が必要です。
今回は屋外の外灯工事を事例をご紹介します。
事例の概要
お客様のお困りごと
屋外テニスコートの外灯(LED照明)が漏電を起こし、ブレーカーがトリップしたため対応してほしいとのご要望でした。
元々は田んぼだった土地を盛り土してテニスコートにした場所のため、地中の湿気が多い環境でした。
工事の詳細
地中の湿気で照明柱内のブレーカーに湿気が回り、漏電したことが原因でした。
ブレーカーを取り出し、ケーブル同士を接続する作業を行いました。
業種 | 医療・福祉事業 |
工事種類 | 外灯工事 |
対象設備 | LED照明柱 |
お客様のご要望 |
ブレーカーが落ちたため対応してほしい |
当社の提案 | ケーブルの接続 |
工事の様子
施工前
照明柱の内部を開けると、ブレーカーが落ちた状態でした。
施工後
外灯の全体像です。
ケーブルを接続し、復旧しました。
最後に
ブレーカーが落ちる(トリップする)原因は主に過電流、過電圧、漏電の3つです。
屋外は雨や風にさらされるため、特に漏電の確率が屋内よりも高くなります。
また、今回のように元々湿気が多い土地だった場合、地中の湿気から漏電するというケースもあります。
漏電による火災等を防ぐためにブレーカーが作動して回路を断ちますが、復旧作業は危険を伴うこともあります。
そのような場合は、私たちのような電気設備の専門業者にご依頼ください。